ごあいさつ

リンパマッサージとの出会い

  私自身がこのセラピストへの道に入ったのは、陸上競技時代にケガに悩まされていた時の“治療”がキッカケでした。
中学校から大学まで10年間、陸上競技・長距離アスリートとして、走り続けてきました。

そんな中、大学時代に坐骨神経痛と腰椎分離症という腰の故障に苦しみ、治療に明け暮れる毎日の中、最終的に辿り着いたのが、リンパマッサージというものでした。

長期間に渡りなかなか思うように治療が進んでいかなかった症状が、リンパマッサージを継続して行うことで、また走れるようになった事。本当に嬉しくて、感動しました。

なぜ、あれほど良くならなかった故障がリンパマッサージで改善したのでしょう？

その答えは、【心】と【体】の両方に働きかけることができる唯一の施術だった、という事なのです。走れないストレスによって、筋肉が緊張し、常にネガティブなイメージしかできず、体全体が萎縮してしまって固くなってしまっていたのです。それと共に自律神経が乱れ、眠りの質が悪くなり、呼吸まで浅くなってしまっていました。

そんな身体では、十分に酸素が取り込めず、血流も悪くなってしまいます。

リンパマッサージによって、リンパと血液の流れが良くなり、自律神経が整う事で、筋肉が緩み、呼吸も深く、だんだんと考え方までポジティブに前向きになっていったのですね。また、香りの要素も実は大切です。エッセンシャルオイルアロマをブレンドする事で、脳にも働きかける事が出来ました。

体は全て繋がっていて、根本から改善する事が大切なんだと、全てが腑に落ちた瞬間でした。

スランプから希望へ

　リンパマッサージの素晴らしさへの気付きと共に、自然とこの経験を生かして、「誰かのためにこの技術を使って人生のお役に立ちたい」という強い想いが、湧いてきました。

在学中にリンパセラピストの資格を取得し、卒業後には健康と薬の知識を深めるため、薬局に就職し登録販売者の資格を取得。

運動生理学をはじめ、スポーツ科学の分野で身につけた知識を活かし、様々な角度から見た
“健康”と“美しさ”をプロデュース出来たら…という想いで、私のリンパセラピストの道は始まりました。

その後、リンパマッサージの知識だけではなく、タイ古式マッサージやタイ式ヨガ、瞑想の資格を本場タイへ渡り資格取得。定期的に、コンディショニングのための「ゆるヨガ瞑想」も行いながら、たくさんの方の健康サポートをさせて頂いております。

「健全な肉体に、健全なる精神は宿る」

病は気から、といいますが心と体の両方が健康な状態を作る事でポジティブな前向きな思考を作る事ができます。身体が整うと、気持ちも自然と上向きになるものですよね。

これからも、お客様の細やかな変化に気付き、寄り添いながら、いつでも理想の状態で過ごせるお手伝いをさせていただきます。

たくさんの素敵な出会いに感謝し、リンパセラピストになりたいと思った時の気持ちを忘れずにこれからも歩んでいきたいと思います。